関西アート界でニューウェーブ的存在の奇天烈ギャラリー
古い民家が建ち並ぶ路地に、「5020」の目立つ看板、昔懐かしい「スギ板鎧張り」の小屋、そこが「ギャラリー創造」です。ギャラリー・オーナーと若い作家たちが、ここを拠点に関西アートシーンに風穴をあけてみたい、と息巻いているとか。ギャラリー創造のオーナーで、内装職人の白石高朗さんにお話を伺いました。
安い賃料でギャラリーが開ける、北加賀屋へ
もともと僕は建築関係の内装職人をしていまして、北加賀屋に来る以前は、大阪の中央部、京町堀というところで家具の工房を営んでいました。自分の好きな家具を作っては、それを売るスペースだったんですが、いつのまにか若いアーティストと知り合うようになり、彼らの作品を展示するスペースとしても活用していくようになりました。でも、作品販売ではなく、作品展示を目的とするギャラリー運営に経済的危機を実感し、もっと安い物件を探すことに。その頃、「北加賀屋クリエイティブ・ビレッジ構想」を知り、早速、物件の下見をさせていただきました。この物件を選んだのは賃料が安いのと、一目見て「かわいい」印象だったから。民家の中に「小屋」があるって感じが気に入ったんです。
外観は小屋で、内部は美術館仕様
僕は職人ですので、リノベーションは自分でやりました。2010年1月から少しずつ始め、4月末には無事、待望のオープンを迎えることができました。小さくても美術館のようなスペースを作りたかったので、壁は白と黒に塗り分け、自然光が入らないようなデザインに。また看板は「SOZO」のアルファベットを連想してもらえるよう「5020」という数字にしてみました。このギャラリーの特長のひとつに、「壁・床に直描き」があります。作家が作品を搬入するのではなく、このギャラリーに入ってから創造するんです。壁や床に直接、描かれた作品は一見の価値ありですよ。展示が終わると、僕がペンキを塗って、もとに戻すんですけどね(笑)。
ギャラリー・オーナーと若手アーティストのコラボを目指す
今、もうひとつのスペースを検討中なんです。そこは若い作家とコラボしたオリジナルTシャツのショップにしてみたいです。ほかにもギャラリーをもちたいですね。今、北加賀屋には「ギャラリー創造」と「鞦韆舘」の2つのギャラリーがありますが、もっと増えると北加賀屋でギャラリー巡りができますよね!とにかく僕のところには作家活動を始めたばかりの若いアーティストが多いし、自分自身、ギャラリーのオーナーとしては駆け出しなので、サポートする側とされる側というより、一緒に何かを創っていきたいです。手始めにクリエイティブ・センター大阪のwhite chamberで、「PAM(ポストアートメディア)」(*)という企画展(2010年8月27日〜9月1日)をやりますので、期待してください!
(*)ポストアートメディア
同企画展レポートは、当サイトの「ク・ビレ通信」の8月30日・9月2日付ブログを参照
(2010年8月取材)
(*)ポストアートメディア
同企画展レポートは、当サイトの「ク・ビレ通信」の8月30日・9月2日付ブログを参照
(2010年8月取材)
before & after




