北加賀屋クリエイティブ・ビレッジ構想

北加賀屋を新しい文化や芸術が集積する創造拠点として、再生・展開・発信していくことを提案するプロジェクトです。

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地域に密着する、アーティストのための活動拠点

「アーティスト・イン・レジデンス(Artist In Residence)」とは、アーティストやクリエーター、研究者が一定期間、ある場所に滞在しながら行う芸術活動を支援するプログラムのこと。欧米ではさまざまなカタチのAIRが展開されていますが、日本でも各地の特性をいかしたプログラムが実施されています。

ここAIR大阪(運営・アートコンプレックスグループ)は、国内外さまざまなジャンルのアーティストの活動拠点として活用されているほか、地域に向けての独自のイベントを開催しています。AIR大阪の「おかみ」こと猪股春香さんにお話を伺いました。

昭和チックな旅館がアーティストのための宿泊施設に


猪股春香さん(アートコンプレックスグループ)

AIR大阪は2008年3月、この地域にあった古いビジネス旅館を数人の手でセルフ・リノベートすることから始まりました。工事期間は約3ヶ月、慣れない作業で大変でしたが、自分たちの思いを詰め込みながら、同年6月にオープンできました。部屋は10室あり、1泊から月単位の長期滞在まで可能です。1Fには共同スペースとしてリビングやキッチン、ギャラリーがあり、昔ながらの旅館の雰囲気を残したまま、ゆったりできる居住空間を作れたと思っています。
私はここに住みながら、施設の運営や管理に携わっていますが、訪れるアーティストやクリエイターのみなさんは個性的な方が多く、とても刺激的な毎日を送っています。

新しい出会いと刺激が凝縮された大阪の名物スポット

すべて手作りのカフェスペース

現在滞在されているアーティストの中に、舞台美術制作に携わっている方がいらっしゃいます。その方とは、オープンする前から今も継続して改装を行っていて、「AIR大阪」という場所自体を一緒に作っていると思っています。廃材などを有効に利用したテーブルやカウンターなどがあり、既製品にはないあたかかく素敵な出来映えになっています。
また海外から訪れてくださる方も多くて、アーティスト・イン・レジデンス関係のネット・ワークやインターネットで情報を得て、ご連絡をいただいています。先日、来日中のオランダ人の学生さんから電話があり、ふらっと立ち寄ってくれました。知人の美術作家からここを教えてもらったそうで、ようやく大阪のアーティストのあいだで、認知され始めているようです。

地域に密着した自主イベントで住民とのつながりを大切に

こじんまりと温かな作品展示ギャラリー

AIR大阪は「北加賀屋クリエイティブ・ビレッジ構想」の一環としてスタートしました。この構想のもと、地域と積極的に関わっていけるようなイベントを毎月一回、自主的に企画しています。これまでに落語会やフリーマーケット、写真展や上映会など、誰もが気楽に参加できる内容が主で、町内のみなさんも気軽にのぞいてくださるようになってきました。
また定期的な企画としては、北加賀屋周辺を散歩しながら、アート関係の施設を見学する「北加賀屋アートピクニック」があります。今後もさらに、周辺でギャラリーやアート・カフェが増えていく予定なので、見学コースが広がっていくのを、楽しみにしています。
(2010年6月取材)
【関連サイト】
「AIR大阪 おかみ暮らし」別ウィンドウで開きます  「クリエイティブセンター大阪」別ウィンドウで開きます

before & after

外観


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エントランススペース

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共同リビングスペース

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